1.次回半減期まで折り返し⌛
2022年5月4日、次回ビットコイン半減期まで折り返し地点になりました。(ほぼもうすぐ)
次回半減期は約2年後の2024年3月30日と推定されています。
https://www.buybitcoinworldwide.com/bitcoin-clock/
ビットコインは約4年でマイニング報酬が半減します。正確には21万ブロックごとです。現在は6.25BTCが報酬であり、次の半減期を迎えると報酬は3.125BTCとなります。
半減期を迎えると、一般的には市場流通するBTCの数量が減り、希少性が高まります。マイニング企業が辞めてしまう懸念も上がりますが、競合が減ることで新規参入もしやすくなります。
2.BIP119(OP_CTV)に関する議論
ビットコインの改善提案であるBIP119(OP_CTV)に関する議論が繰り広げられています。技術的な部分について知識が足りないので、詳細については以下のYuyaさんの記事をご参照ください。
ポイントをまとめると以下のようになります。
OP_CTVは、送金先を指定しその送金先以外へ送金不可とする制約コード
Taprootと同様のSpeedy Trial方式によってアクティベーションが行われる予定
Speedy Trial:3ヵ月以内に90%以上のシグナルによりアクティベーションする短期方式
賛成派:ビットコイン後発組、利便性を重視。
少ない改変であり低リスク。
反対派:保守派、コア開発者。
導入メリットが小さく慎重な議論が必要。
Taprootが導入されたばかりで時期尚早
Bitcoinの価値は堅牢性にも関係していますので、コミュニティ全体からの同意が得られていない以上私自身は反対派かと思います。
Bitcoinについて技術はもちろん重要ですが、哲学の継承も必要なプロジェクトだと改めて感じました。
3.中央アフリカでビットコインが法定通貨化
ビットコインを法定通貨として中央アフリカ共和国が採用、エルサルバドルに次いで2番目
中央アフリカ共和国でビットコインが法定通貨として採用する法律が施行されました。CFAフランという通貨が法定通貨ですが、ビットコインを追加するということになります。
2021年にエルサルバドルにてビットコインが法定通貨として採用され、中央アフリカは2例目となります。
エルサルバドルのビットコイン法定通貨化に貢献したSamson Mow氏がいくつかの国家、自治体を指定したツイートを投稿しました。
エルサルバドル
スイス ルガーノ市
ホンジュラス プロスペラ
ポルトガル マデイラ島
中央アフリカ共和国
パナマ
おそらくビットコイン法定通貨化に向けて議論を進めている国々かと思います。
ビットコインの法定通貨化に嫌悪感を抱く方も一定数いますが、個人的には悪くないと思います。ビットコインは誰でも保有可能な資産ですので、企業や国が保有することに文句はありません。
それぞれがどのような国なのかの情報はbitFlyer金光さんがまとめている記事をご参照ください。
ビットコイン法定通貨化はトレンドになるか?+エルサルバドルの今
4.ウォーレンバフェット「全ビットコイン25ドルでも買わない」
Elon Musk Weighs in After Warren Buffett Says He Wouldn't Pay $25 for Every Bitcoin
ウォーレンバフェットが全ビットコインを25ドルで提示されても買わないと非難しました。バフェットのビジネスパートナーであるチャーリーマンガーもビットコインを非難しました。
それに対しイーロンマスクは「ハハ、バフェットは何度もBitcoinと言う」と発言しました。
たしかに、全ビットコインが25ドルで提示された場合、私でも買わない可能性があります。なぜなら、ある程度保有者の分散性がなければビットコインの共同幻想を作ることは難しいからです。
マイニングにより、パーミッションレスでインターネットユーザーであれば誰でもビットコインを獲得する機会が得られるという仕組みは改めてすごいなと思います。
バフェットは深く考えていないかと思いますが。。w
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