こんにちは、もやしししゃもです。
まだRead BTCを再スタートして1ヵ月経っていませんが、なんとか週1のペースで記事を書けていて、自分の中で少しペース感覚を取り戻せてきたような気がしています。個人的な用事がない限りペースを崩さないようにしたいです。また、Podcastも少しずつ出せていて良い感じです。笑
さて、今回の記事ではビットコインの「手数料報酬」がいつ頃重視され始めるのかを考えてみます。分析+考察系の記事です。
ビットコインのブロック報酬の仕組みについて簡単にお伝えすると、採掘報酬(コインベース報酬)と手数料報酬(tx fee報酬)の2つがあります。
採掘報酬:50 BTCから始まり、21万ブロックごとに半減する数値(現在は3.125 BTC)
手数料報酬:ブロックに含まれるすべてのトランザクション手数料の合計値
採掘報酬はいわゆる半減期ごとに半分になっていきます。そして、2140年あたりには採掘報酬が0になります。採掘報酬が0になっても、ビットコインが利用されていたら手数料報酬によって成り立つと仮説ベースで言われています。
でも、本当に手数料報酬だけで成り立つのか疑問視されることが多いです。
正直、僕自身も手数料報酬だけで成り立っている時に、マイナーがどうなってるとか、誰がどのくらいのトランザクション手数料を支払っているのかなどをイメージすることが難しいです。
さらには、サトシも次のような発言をしています。
In a few decades when the reward gets too small, the transaction fee will become the main compensation for nodes. I'm sure that in 20 years there will either be very large transaction volume or no volume.
(数十年後、報酬が少なすぎると、トランザクション手数料がノードの主な報酬となるでしょう。20年後には、トランザクションが非常に多くなるか、トランザクションがゼロになるかのどちらかになるでしょう。)
— Satoshi Nakamoto(2010年2月14日)
サトシが「20年後」と発言したのは2010年なので、2030年あたりを意図しています。2030年、結構もうすぐな気がします。半減期などを考慮して20年後と言ったのか、あまり考えず「20年後くらいには」という感じかは定かではありませんが、サトシも未来にならないとわからないという感じでしょう。
僕が思うに、採掘報酬が0となる2140年より前に、ブロック報酬の中で手数料報酬が重視され始める時期というのが、ビットコインの命運が決まる1つの時期であり、ビットコインエコシステムにおける1つの転換期だと考えています。特にマイナーが頭を悩ませ始める時期でしょう。
その重要な時期がいつかを、この記事で調べた上で考察します!
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moyashamo@getalby.com
採掘報酬と手数料報酬の状況📊
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