2022年11月7日の記事のおまけで書いた「僕がビットコインを好きになるまで😎」が好評でしたので、単体記事として上げなおします。中身は元記事と全く同じです。
草コイナーがビットコイン好きになるまでの過程として引用いただけると嬉しいです。市場の冬が来るたびに、ビットコインに目覚めし者が生まれるでしょう。
僕がビットコインを好きになるまで😎
2008年10月31日はサトシ・ナカモトがビットコインのホワイトペーパーを公開した日です。今年で14周年を迎えました。あのゲンスラー氏も喜んでいます。笑
サトシ・ナカモトのホワイトペーパーの14歳の誕生日を祝おう!それがイノベーションと暗号資産投資につながっています。暗号資産が15年目に入ったときに、投資家が適切な保護を受けられるようにしましょう。
↑投資家保護(何らかの規制)を頑張るみたいです。
今回のおまけでは、僕がビットコインを好きになるまでのバックストーリー的なものを書こうと思います。
僕はかなりビットコインが好きです。ただ、ビットコイン好きはみんなそれぞれ異なる背景がありビットコイン好きになっていると思います。面白いかはわかりませんが、日記的な感じで読んでください。(※過去に関わったプロジェクトに対して恨みなどはないです)
僕がビットコインを好きになるまで
暗号資産に興味を持ったのは2017年11月くらいです。出川組と言われるもののほんの少し前です。当時ビットコインの価格が暴騰していて、知り合いがマイニングプール的なもので「BTCの価格が上がっている!」みたいな話を聞いて興味を持ちました。投資とか一切していなかった僕は「儲かりそうだし買おう!」と暗号資産取引所を開設してバイトで稼いだお金で早速購入。買ったのはもちろんBTCではなく単価低めの通貨です。
その後、今でいう魔界的なところで草コインを探し、XP(通貨)を買ってdiscordでコミュニティ参加したり、謎ICOにETHを突っ込んだりしてきました。そう、僕は生粋の草コイナー。その後価格は下落していきますが、暗号資産への理解は乏しかったです。
2018年では某国産プロジェクトのコミュニティとして活動していました。初めてプロジェクトへの熱い思いがありました。今思えば愚かに見えますが、可愛いらしいちいかわ君です。CEOや関係者の発言を全部見たり、コミュニティメンバーの手助けをしたりと活動的です。しかしプロジェクトがリリースされたものの、トークン価格は下がる一方です。プロジェクトはアプデを頑張りますが、トークン価格には関連付きません。その時思ったのは下記の2点です。
トークン設計が重要である。
運営とコミュニティの方向性が違うのでは?
ある日「このプロジェクトは厳しそうだ」ということで少し離れました。ただ、「ハズレを引いただけで、違うプロジェクトではいけるのでは?」と諦めの悪い僕は他のプロジェクトを探していました。おかげで今もこの界隈にいるのですが。
2018年末から2019年はブロックチェーンゲームです。とあるプロジェクトに熱狂的にハマっていました。「ゲームプレイしたら稼げる!」そんな夢のような世界があることに驚いていました。ゲームとなるとトークン設計だけではなく、ゲーム設計やNFTの性能調整も重要です。CEOが「200体は性能を既に考えている(※表現は少し違うかもです)」という未来を完全に把握しているような内容を見たのを覚えています。僕はシンプルに「すごすぎる!」と思いゲームやコミュニティにたくさんコミットしました。
ある日、特定のキャラ発表があった後に、コミュニティの反感から運営がそのキャラの性能を下げることにしました。その時僕は「あれ、未来のゲーム性を考慮したわけじゃないのか。。。」と不安になりました。NFTは性質上、販売後の調整は難しいかと思うので、販売前に調整するのは仕方ないですが。また、他にもコミュニティの意見から変更があったり、ユーザーが増えていないのにNFTを一次セールしたり、運営に対して疑心暗鬼になりました。コミュニティ内でも搾取し合うようなシーンが一部ありました。この教訓から下記を学びました。
運営とコミュニティの方向性を合わせることは非常に難しい。
運営は人であり、人の考えは変わる。
基本的にゼロサムゲーム。
僕は誰を信じていいのかわからなくなりました。人の考えが変わるとプロジェクトも変わり、当初想定していた儲けもなくなる。また、暗号資産市場も下火ということで米国株インデックスなども手を付け始めます。「インデックスであれば1企業が終わっても別のが入ってくる、範囲は栄えてるアメリカだな」ただ、なぜかわかりませんが心の中で、暗号資産はまだ終わっていないと思っていました。
2019-2020年?のある日、CoinMarketCapを見ました。「なぜ、まだトップにBTCがいるのか。」と思い、初心に戻ってビットコインがどういうものか学び始めました。ビットコインの仕組み、貨幣や経済の仕組み、などなど色々と漁りました。驚いたポイントは主に下記です。
運営という運営がいない。
誰かを信頼しなくていい。
プロジェクトのコアデザインは変わらない。
上記踏まえて、比較的長く続いている(成り立っている)。
僕のこれまでの疑心暗鬼ポイントを全部通過しました。ビットコインのおかげで、逆に法定通貨への疑心感が高まりました。そして、ビットコインへの興味がさらにさらに深まり、結果的にビットコイン好きになったとさ。
「Bitcoin の性質上、バージョン 0.1 がリリースされると、そのコア設計はその寿命が尽きるまで固定されていました。」 ― サトシ・ナカモト
自分で言うのも何ですが、僕は色んな人の言うことを信じてしまうピュアな人間でした。リアルでは今もピュアかもしれませんが、お金に関してはシビアです。変わらずに成り立つもの、誰も信じなくても良いという特異的なビットコインはおもしろいです。
時代が移り行く中で、基本的にプロジェクトは形を変えます。しかし、ビットコインは変わらないことを選び、今も成り立っています。変化は長生きに繋がるかもしれませんが、変化なく成り立つものは人間の私情が入るすき間が少なく、真に長生きする可能性が高いと僕は思っています。聖書の中身が変わっていないように、根幹の理念はビットコインのコアデザインに落とし込まれていると思います。
"#Bitcoin will change us more than we will change it."
ビットコインが変わる以上に、私たちが変わるでしょう。
これからも色んなブロックチェーンプロジェクトが生まれては衰退することでしょう。中にはBitcoinやEthereumのような大当たりプロジェクトや、自律分散的なプロジェクトもあるかもしれません。ただ、もし色んなプロジェクトを触って「運営や誰かに振り回されるの疲れた」という人はビットコインについて学んでみるのはいかがでしょうか。
改めて、Bitcoinホワイトペーパー14周年おめでとうございます!あの日が人類の歴史の転換点だと僕は思います。
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元記事:破産したレバノンはBTCをマイニングしテザーで生活😲
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