1.破産したレバノンはBTCをマイニングしテザーで生活😲
レバノンはハイパーインフレにより金融システムに混乱が起きています。一部のレバノン人はビットコインをマイニングしたり、暗号資産を富として蓄えています。ドルペッグのUSDTが交換として人気があるようです。
レバノンの金融危機は身も凍るようなものです。ライフセービングは一掃されました。$は銀行に閉じ込められました。食料と燃料の不足。全国停電。bitcoinでの収入と貯蓄とtether(USDT)での支出が、彼らのやりくり方法であると言う現地の地元の人々と話しました。
ただ、マイニングに関して「ビットコインを購入する方が簡単です」と諸々の管理コストを含めたうえでそう話していました。
「ビットコインは、腐敗しないシステムを提供します。基本的に無許可で検閲に強いシステムです」と彼は言いました。「2100万ビットコインという金融政策により、誰もビットコインの価値を下げることはできません。」
結局のところ、お金は人間の信念体系です。レバノンの一部の人にとっては生命線であり、他の人にとっては一時的な流行です。
ビットコインは一部の人には既に必需品となっているかもしれません。実際用途としてはUSDTの方が使い勝手が良いかもしれませんが、銀行が機能しなくなった世界ではビットコインが銀行の役割を担っていると言っても過言ではないでしょう。
ビットコインはインターネットに接続可能な全人類に開かれていて、人種差別等のない中立な貨幣インフラだと思います。一部のレバノン人は「パーミッションレス」と「トラストレス」の重要性を理解していることでしょう。
僕たち日本人には縁遠い話かもしれません。しかし明日は我が身、預金封鎖や送金規制などはいつか起こってしまうかもしれません。レバノンの現実を教訓に、真の意味で自分の資産を用意してもいいかもです。
2.ウォルマートがマイニングマシンを販売⛏
米ウォルマート、オンラインでビットコイン採掘マシンを取り扱う
ウォルマートのオンラインショップでBitmainのAntMinerなどビットコインマイニングマシンが販売されています。
販売の開始タイミングは不明のようです。古い機種は割引されているらしく、もしかしたら財政難の大規模マイニング会社から安くマシンを仕入れている可能性もありますね。もしそうであれば、マイナーが個人や新規の事業者にも分散され得るという意味で良いのかもしれません。
3.Fidelityが暗号資産取引アプリの早期アクセス開始📱
Fidelity Is Offering Early Access to Its New Bitcoin Trading App
Fidelityが暗号資産取引アプリ「Fidelity Crypto」の早期アクセスを開始しました。スマホからBTCとETHの取引が可能で、手数料はないようです(日本でいう販売所?)。1%のスプレッドが乗るようですが、最初はキャンペーンとしてスプレッドが無い可能性もあるとのことです。
基本的にアメリカ居住者が対象かと思われます。
アメリカの資産運用などの金融サービスを提供している会社なので、クリプト系にも相性はいいかもしれませんね。まずはライト層に手軽に売買してもらうような感じでしょうか。
おまけ.僕がビットコインを好きになるまで😎
↓単体記事はこちら
僕がビットコインを好きになるまで😎#26おまけ
2008年10月31日はサトシ・ナカモトがビットコインのホワイトペーパーを公開した日です。今年で14周年を迎えました。あのゲンスラー氏も喜んでいます。笑
サトシ・ナカモトのホワイトペーパーの14歳の誕生日を祝おう!それがイノベーションと暗号資産投資につながっています。暗号資産が15年目に入ったときに、投資家が適切な保護を受けられるようにしましょう。
↑投資家保護(何らかの規制)を頑張るみたいです。
今回のおまけでは、僕がビットコインを好きになるまでのバックストーリー的なものを書こうと思います。
僕はかなりビットコインが好きです。ただ、ビットコイン好きはみんなそれぞれ異なる背景がありビットコイン好きになっていると思います。面白いかはわかりませんが、日記的な感じで読んでください。(※過去に関わったプロジェクトに対して恨みなどはないです)
僕がビットコインを好きになるまで
暗号資産に興味を持ったのは2017年11月くらいです。出川組と言われるもののほんの少し前です。当時ビットコインの価格が暴騰していて、知り合いがマイニングプール的なもので「BTCの価格が上がっている!」みたいな話を聞いて興味を持ちました。投資とか一切していなかった僕は「儲かりそうだし買おう!」と暗号資産取引所を開設してバイトで稼いだお金で早速購入。買ったのはもちろんBTCではなく単価低めの通貨です。
その後、今でいう魔界的なところで草コインを探し、XP(通貨)を買ってdiscordでコミュニティ参加したり、謎ICOにETHを突っ込んだりしてきました。そう、僕は生粋の草コイナー。その後価格は下落していきますが、暗号資産への理解は乏しかったです。
2018年では某国産プロジェクトのコミュニティとして活動していました。初めてプロジェクトへの熱い思いがありました。今思えば愚かに見えますが、可愛いらしいちいかわ君です。CEOや関係者の発言を全部見たり、コミュニティメンバーの手助けをしたりと活動的です。しかしプロジェクトがリリースされたものの、トークン価格は下がる一方です。プロジェクトはアプデを頑張りますが、トークン価格には関連付きません。その時思ったのは下記の2点です。
トークン設計が重要である。
運営とコミュニティの方向性が違うのでは?
ある日「このプロジェクトは厳しそうだ」ということで少し離れました。ただ、「ハズレを引いただけで、違うプロジェクトではいけるのでは?」と諦めの悪い僕は他のプロジェクトを探していました。おかげで今もこの界隈にいるのですが。
2018年末から2019年はブロックチェーンゲームです。とあるプロジェクトに熱狂的にハマっていました。「ゲームプレイしたら稼げる!」そんな夢のような世界があることに驚いていました。ゲームとなるとトークン設計だけではなく、ゲーム設計やNFTの性能調整も重要です。CEOが「200体は性能を既に考えている(※表現は少し違うかもです)」という未来を完全に把握しているような内容を見たのを覚えています。僕はシンプルに「すごすぎる!」と思いゲームやコミュニティにたくさんコミットしました。
ある日、特定のキャラ発表があった後に、コミュニティの反感から運営がそのキャラの性能を下げることにしました。その時僕は「あれ、未来のゲーム性を考慮したわけじゃないのか。。。」と不安になりました。NFTは性質上、販売後の調整は難しいかと思うので、販売前に調整するのは仕方ないですが。また、他にもコミュニティの意見から変更があったり、ユーザーが増えていないのにNFTを一次セールしたり、運営に対して疑心暗鬼になりました。コミュニティ内でも搾取し合うようなシーンが一部ありました。この教訓から下記を学びました。
運営とコミュニティの方向性を合わせることは非常に難しい。
運営は人であり、人の考えは変わる。
基本的にゼロサムゲーム。
僕は誰を信じていいのかわからなくなりました。人の考えが変わるとプロジェクトも変わり、当初想定していた儲けもなくなる。また、暗号資産市場も下火ということで米国株インデックスなども手を付け始めます。「インデックスであれば1企業が終わっても別のが入ってくる、範囲は栄えてるアメリカだな」ただ、なぜかわかりませんが心の中で、暗号資産はまだ終わっていないと思っていました。
2019-2020年?のある日、CoinMarketCapを見ました。「なぜ、まだトップにBTCがいるのか。」と思い、初心に戻ってビットコインがどういうものか学び始めました。ビットコインの仕組み、貨幣や経済の仕組み、などなど色々と漁りました。驚いたポイントは主に下記です。
運営という運営がいない。
誰かを信頼しなくていい。
プロジェクトのコアデザインは変わらない。
上記踏まえて、比較的長く続いている(成り立っている)。
僕のこれまでの疑心暗鬼ポイントを全部通過しました。ビットコインのおかげで、逆に法定通貨への疑心感が高まりました。そして、ビットコインへの興味がさらにさらに深まり、結果的にビットコイン好きになったとさ。
「Bitcoin の性質上、バージョン 0.1 がリリースされると、そのコア設計はその寿命が尽きるまで固定されていました。」 ― サトシ・ナカモト
自分で言うのも何ですが、僕は色んな人の言うことを信じてしまうピュアな人間でした。リアルでは今もピュアかもしれませんが、お金に関してはシビアです。変わらずに成り立つもの、誰も信じなくても良いという特異的なビットコインはおもしろいです。
時代が移り行く中で、基本的にプロジェクトは形を変えます。しかし、ビットコインは変わらないことを選び、今も成り立っています。変化は長生きに繋がるかもしれませんが、変化なく成り立つものは人間の私情が入るすき間が少なく、真に長生きする可能性が高いと僕は思っています。聖書の中身が変わっていないように、根幹の理念はビットコインのコアデザインに落とし込まれていると思います。
"#Bitcoin will change us more than we will change it."
ビットコインが変わる以上に、私たちが変わるでしょう。
これからも色んなブロックチェーンプロジェクトが生まれては衰退することでしょう。中にはBitcoinやEthereumのような大当たりプロジェクトや、自律分散的なプロジェクトもあるかもしれません。ただ、もし色んなプロジェクトを触って「運営や誰かに振り回されるの疲れた」という人はビットコインについて学んでみるのはいかがでしょうか。
改めて、Bitcoinホワイトペーパー14周年おめでとうございます!あの日が人類の歴史の転換点だと僕は思います。
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