フルグルJP支援によりDiamond Hands💎🙌がRGBプロトコルのオープンソース開発💻
#22 Read BTC 2022年10月10日号
1.フルグルJP支援によりDiamond Hands💎🙌がRGBプロトコルのオープンソース開発💻
ビットコインネットワーク上でスマートコントラクトを実現するRGBを利用したプロダクトのオープンソース開発を支援
フルグルジャパンがDiamond Hands💎🙌を支援するとのことです。Diamond HandsはRGBプロトコルを利用したプロダクトのオープンソース開発および日本語での技術情報発信に取り組むようです。
RGBプロトコル
2017年に考案されたビットコインネットワーク上でスマートコントラクトを実現するプロトコル。LNの機能性も拡張することから、LN上での分散型金融サービスの提供を可能にする技術として注目される。
クライアントサイドバリデーション型のため、送金記録やコントラクトの実行はオンチェーンには記録されず、オフチェーンのクライアント側で処理される。
LN上でスマコンが実現されるとどんな感じになるか興味がありますね。特殊な条件のファイナンスであったり、LNの高速決済を活用した10秒ごとのサブスクとかあっても面白そうです。
LN周りでも最前線プロジェクトだと思うので、同じ日本人として垣間見ることができて嬉しいです。応援しています。いずれ、LNと日本独自の文化を合わせられるといいかもですね。お賽銭とかお年玉くらいしか思いつきませんが。笑
↓より詳細な内容を知りたい方は、東（Koji Higashi）さんの記事を読んでください。
ビットコインとライトニング上のスマコン規格 RGBに関する現状の所感
2.「Web5」開発のTDBが「USDC」のCircleと協業🤝
ビットコイン基盤の分散型ウェブ「web5」開発のTDB、「USDC」サークルと協業
Blockの子会社であり「Web5」を開発するTBDと、ステーブルコイン「USDC」を提供するCircleが提携しました。両社は決済や金融アプリケーションにおけるデジタル通貨の世界規模での主流化を目指し、オープンソース技術に関して協力するとのことです。
最初のステップとして「国境を越えた送金」「ステーブルコインを保持できるセルフカストディウォレット」をサポートするとのことです。また、開発者が Block のtbDEX プロトコルとそのWeb5分散型IDプラットフォーム上に簡単に構築できるようにする多くのユースケースに目を向けて、USDC をサポートしていくようです。
セルフカストディウォレット、USDCを扱うとなるとチェーンなどはどうなるのかが気になります。ビットコイン上に頑張ってステーブルコインを乗っけるとかでしょうか。ウォレットができたら、ぜひ触ってみたいですね。
正直Circleとの提携は意外でしたが、何らかの意図があるのでしょう。まずはウォレットを普及させるためドルステーブルを扱い、その後ビットコインの普及にシームレス移行が狙いかなと思いました。既存のビットコインユーザーだと限られますしね。笑
3.ÉclairでLNのオフライン決済機能をテスト🧪
Offline Bitcoin Lightning payments will soon be possible
ビットコイン開発企業であるACINQのLN実装の1つであるÉclairにて、Trampoline Relay（トランポリンリレー）というオフライン決済機能をテストしているとのことです。この機能により、第三者に資金を預けることなくオフラインノード（モバイル ウォレットなど）であってもLN経由で送金できます。
Trampoline Relay（トランポリンリレー）
ノードがインターネット接続を回復するまで一時的に資金を保持できる仕組み。
通常のレイヤー1ビットコイン送金は、オンラインかに関係なく、常に任意のアドレスに対して可能です。一方LNでは、LNユーザー間でビットコインを移動する契約に署名するため、同期インターネット接続が必要です。LNオフライン決済機能により、こちらの欠点が解消されるということです。
LNの送金はビットコインのレイヤー1と少し異なり、少し癖があるなと思っていました。実際カストディアルウォレットが増えていますが、オフライン決済機能によりトラストレスなLNのユーザー体験を提供しやすくなるといいですね。
4.GrayscaleがBTCマイニングマシンの投資ファンドを公表⛏
マイニングマシン特化のファンドは「Grayscale Digital Infrastructure Opportunities（GDIO）」です。Grayscale投資家関係責任者のRayhaneh Sharif-Askary氏は下記のように述べます。
今後数ヶ月の間に、一部のマイナーはマシンの清算を余儀なくされる事態が予想されている。GDIOはこれらのマイナーに流動性を提供し、割安のマシンを購入し、ビットコインの価格が回復したときに利益を生むように採掘していく立場だ。
実際、ビットコインのハッシュレートは最高値を示しています。一方でBTC価格はレンジ相場であり、体力がなくなりそうなマイナーから離脱することでしょう。
マイニングマシンへの投資は良いタイミングなのかもしれませんね。個人的には、半減期(2024年3月あたり)を待ってからの方が良さそうな気もしますが、どうなのでしょう。
おまけ.反省会の切り抜き動画がある！📽️
最近はBSCがハッキングにあったり、FTXがVISAと提携したり、100話で心折れるスタートアップが101話までいったり、他にも色々とありましたね。おまけにしたい内容は色々ありますが、なぜかあまり話題になっていない「ビットコイナー反省会【切り抜き】」について紹介します。（もちろん登録済み）
ビットコイナー反省会は長め（15分～3時間）の動画が多いのですが、ビットコインのエッセンスを取得するのに非常に重要です。最近知ったのですが、なんと反省会の切り抜き動画ができていたのです！
僕は2017年末の草コイナー時代に始まり色んなプロダクトを触り、色んなトークン価格の崩壊を目の当たりにし、改めてビットコインの良さを知っていく中で「ビットコイナー反省会」に出会いました。反省会育ちです。おかげさまでビットコインに強い興味を持つきっかけになりましたし、このRead BTCも書いています。ビットコイナーの思想を知れる日本語唯一（僕の知る限り）の動画メディアです。
切り抜きは2～5分完結の動画で、テロップや編集もあるのでいい感じです。僕の大好きなシリーズ「ビットコインダークサイド」も扱っているのが良きです。おすすめ切り抜き動画をいくつかピックアップするので、ぜひ見てください。
結局ビットコインを買わない人の特徴5選：買ってない人は当てはまるかも
ビットコインにハマった人たちの末路：「あっ自分だ」となるかも
長期保有者が売却するタイミングはいつ？：ビットコイナーの思考がわかります
ビットコイナー達の闇を晒します：ビットコイナー達の苦悩がわかります
「ビットコインのこと大体わかったけど、何が良いのかわからない」という方はぜひ反省会の切り抜きから見始めましょう。ビットコインの難しいところは良さが伝わりにくいことです。過去に理不尽な体験や、心にちょっとした闇を抱えている人はビットコインの良さが伝わる部分があるかもしれません。潔白な心の方もぜひ！
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