1.Webブラウザ広告でビットコインの獲得が可能に💰
You Can Now Earn Bitcoin By Surfing the Web on Chrome, Brave, and More
Sliceの拡張機能をChromeやBraveなどのブラウザに導入することで、Web広告を閲覧することによりビットコインが得られるようになりました。
→こちらで登録可能
また、ゲームクリエイターへビットコイン少額支払い機能を提供するZEBEDEEが連携し、Sliceにおいてもライトニングネットワークを通じた収益引き出しが可能になります。(報酬獲得の30日後という制約あり)
個人的に、ZEBEDEEの躍進がすごいと思います。ZEBEDEEはゲーム内広告に限定されると思っていましたが、ついにブラウザ広告にまで範囲を広げることになりました。
広告関連のメイン通貨がビットコインになると面白いですね。広告などでユーザーへの還元をビットコイン(LN)にすると、下記のようなメリットがあると考えます。
広告主と対象ユーザーの国籍に縛りが無い
ユーザーの法定通貨を考えないでOK
1円(法定通貨の下限)以下の少額送金が可能
送金手数料ももちろん1円以下
お金としてビットコインにフリーライドできる
わざわざ新規トークン発行して価格を支える努力などは不要
僕自身もSliceを入れてみました!Chromeの拡張に入れただけでたまにTwitterの右側やGoogle検索した際に広告が出てきました。ふとSliceをチェックするとSatsが増えていて嬉しいです。
ぜひみなさんも試してみてください。ZEBEDEEはビットコインの裾野を広げると思っていて、次はどのような取り組みをするのか楽しみです!ビットコインを買わずにビットコインへアクセスできる人が増えるのはとても重要だと思います。
2.SECゲンスラー氏「PoS系暗号資産が証券可能性がある」と示す💣
米SECゲンスラー委員長「PoS系仮想通貨が証券該当の可能性」
SECのゲンスラー氏が9月15日に「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)プロトコルを基盤とする暗号資産は、すべて証券である可能性が高い」との見解を示しました。イーサリアムのPoS化から数時間後のタイミングのため「特定の暗号資産に言及したわけではない」と発しているものの、イーサリアムへの意識があるように捉えられています。
ゲンスラー氏は下記のように発言しています。
ステーキングが可能な仮想通貨と、ステーキングサービスを提供する取引所などの仲介業者は、ハウィー(Howey)テストにおける「投資契約」の定義に当てはまり、証券法の対象となる可能性が高い
ラベルを変えれば、融資と非常によく似ている
ゲンスラー氏は以前から暗号資産の証券性について話しており、先週の回では「SEC議長ゲンスラー氏CFTCによるビットコインの監督権限を支持💰」という感じでビットコインはコモディティといった意見を持っています。今回明確にPoSに言及しており、界隈からも注目が集まっています。
ただ、個人的に知る限りPoSにおけるステーキングは「ブロックチェーンノード運営への労務的対価」として捉えることができ、証券に該当しないという考え方もあります。もしイーサリアムの証券性が認められてしまうと、多くのPoS系ブロックチェーンはリスクを抱えることになるでしょう。
今回イーサリアムがPoWからPoSになるにあたり「証券性」「インセンティブ構造」「分散性」「環境問題?」などなど様々な議論がありました。議論を通じてPoWやPoSへの理解が深まり、良い勉強になりました。(参考記事:PoSで本当にいいのか?)ビットコイナーとイーサリアンの溝は深まったかもしれませんが。。笑
PoWとPoS論争の長期的な結果は「ビットコイン」と「イーサリアム」が示してくれるでしょう。個人的にはなんだかんだ、どちらもそれぞれ存続している気がします。確認するためにぜひ長生きしましょう。
あとは好みの問題ですね。人類はみんな異なる価値観を持っていますので、わかりあう必要はなく、好きな経済圏で過ごせばOKです。暗号資産ごとに目指している世界観も違いますので「自分が何を求めているか」という自己分析が大切かもしれません。僕は「理不尽な搾取を受けたくない」ですかね。価値観はまたすぐに変わるかもですが。
3.米財務省が親ロシアグループの暗号資産アドレスをブラックリスト化🕵
Treasury Sanctions Pro-Russia Groups Raising Funds With Crypto
米国財務省は、ロシア政府に関連する 22 の個人と 2 つの団体を、外国資産管理局 (OFAC)の制裁リストに追加したことを発表しました。また、グループに関連付けられたビットコイン、イーサ、および USDT 暗号通貨アドレスを公開し、ブラックリストに載せました。
ジャネット・L・イエレン財務長官は下記のような声明を発しました。
「米国は、戦争犯罪、残虐行為、侵略についてロシアに責任を負わせるため、引き続き強力な行動を取る」
「ウクライナが自国の自由を守ることを推し進める中、今日、私たちは、ロシアが軍隊を再建し、暴力の加害者に責任を負わせ、プーチンをさらに経済的に孤立させる能力をさらに低下させるための措置を講じています。」
トルネードキャッシュの件といい、暗号資産の存在は無視できないものになっていると思います。ロシア・ウクライナ戦争は長引いていますね。物騒な雰囲気になってきたと感じているのは気のせいでしょうか。早く事態が収束することを願っています。
おまけ.ビットコインの誕生から5,000日経過!🎉
2022年9月12日にビットコインがスタートして5,000日経過しました!13年以上の年月が経過しています。
ジェネシスブロック(Block 0)の時刻は「2009-01-04 03:15(JST)」となっており、時刻的にSatoshi Nakamotoは当時日本に住んでいなさそうな気がしますね。笑
ビットコインはBlock 0から時代を遡れるのでおもしろいです。今や754,635ブロックであり、多くの歴史が積み重なっていて感慨深いです。
ビットコインの歴史は「Bitcoin史 〜0.00076ドルから6万ドルへの歩み〜」でよくまとまっています。
ぜひとも、10,000日を迎えたビットコインを見てみたいです。いつかというと「2036年5月21日」だそうです。年老いてますね。時の流れは残酷ですが、そんなもんじゃ憧れは止められねぇんだ(ナナチボイス)、ということで健康第一で長生き頑張りましょう。ビットコインには少なくとも僕よりも長生きしてもらいたいものです。
最近ビットコインの理解が足りていないなと感じることが多く、遅いですが「Mastering Bitcoin(和訳)」の本を買って読んでいます。アドレス生成の仕組みなど、基礎的な部分を確認できて良いなと思います。PDFで無料で見れるみたいですが、PDFだとどこまで読んだか忘れちゃいますね。笑
イーサリアムの「The Merge」も無事完了し、暗号資産周りも直近話題が少なくなるかもしれません。そんな時こそビットコインを学ぶのは重要だと思います。新規プロジェクトのホワイトペーパーを読み漁るのもいいですが、たまには元祖プロジェクトに立ち返るのも一興ですね。
「いきなりMastering Bitcoinはキツそうw」という方も多いかと思うので、ビットコイン初心者向けオススメリンクを貼っておきます。ビットコインは無料でも問題なく学べます。(僕も見返してみよう。笑)
Bitcoin公式よくある質問:網羅的な仕組みの解説
アンドレアスさん動画の総集編:カッコよくてわかりやすい動画解説
アンドレアスさんはMastering Bitcoinの著者
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過去の記事:
#19 SEC議長ゲンスラー氏CFTCによるビットコインの監督権限を支持💰
#18 マウントゴックス債権者がビットコイン弁済のFUDを否定🙅
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