1.オーストラリアで個人投資家向けビットコイン現物ETF提供🦘
豪州金融サービスライセンス(AFSL)の認可を受けた初の暗号資産ETF(上場投資信託)がオーストラリアで提供される予定とのことです。
オーストラリアのデジタル資産運用会社モノクロームアセットマネジメントが「個人投資家に対し新たな投資機会が提供できるようになった」と8月14日に発表しました。
「モノクロームビットコインETF:Monochrome Bitcoin ETF(IBTC)」をはじめとする現物ETFの提供が予定されているが、時期や詳細などは未定のようです。
個人投資家にビットコインETFが必要か少し疑問がありますが、ビットコインというよりキャピタルゲインのための投資商品と思うなら需要があるかもしれません。
ETFということは証券会社やカストディ企業がビットコインを管理するということなので、ビットコインのステークホルダーが増えることになるでしょう。
2.BTCマイニング企業Strongholdがマイニング マシンを売却により負債削減⛏
Bitcoin Miner Stronghold Sells Mining Machines to Slash $67.4M in Debt
BTCマイニング企業Strongholdが約 26,200 台のマイニングマシンを売却し、6,740 万ドルの債務を帳消しにすることになりました。
一方で同社には6,400万ドルの負債が残っているようです。
Strongholdはビットコインを売るのではなく、マイニング機器を売ることで負債を減らしています。
2022年6月には供給の400%である15,000BTCがマイナーによって売却されました。
「Stronghold」は名前の通り握力が高いなと思いました。エネルギー事業もやっているみたいで、ビットコインを保有する余裕があるということでしょう。
マイナー事業者はリソース管理が大変そうですし、エネルギー高騰の背景もあるので事業を継続させるのは難しいことだろうなと思いました。
3.SBIホールディングスがロシアのマイニング事業撤退へ⛏
SBI Holdings to Cut Bitcoin Mining Operations in Russia Citing Sanctions Concerns
SBIホールディングスはシベリアでのマイニング事業を閉鎖する予定です。理由としては下記の2点とのことです。
ロシア対ウクライナ戦争における制裁を回避するため
マイニング事業の収益減少
また、SBIは現在1.3%ほどのマイニングシェアを持っていることが確認できました。
事業撤退のタイミングは未定とのことです。
ロシアはエネルギーの獲得がしやすいかもしれませんが、リスクが高いかもなと思います。また、マイニング事業者の自然淘汰も始まっているように見受けられます。
体力を残しつつ適切なレバレッジを利かせているマイニング事業者が生き残るでしょう。
4.サトシナカモトの映画「I Am Not Satoshi」の資金調達🎥
What Happened to Bitcoin’s Satoshi? New Token-Funded Film Aims to Find Out
White Paper Filmsと監督のChris Cannucciari氏は、長編ドキュメンタリー「I Am Not Satoshi」を撮影するための資金調達をすると発表しました。
Cannucciari氏は、2016 年のドキュメンタリー「Banking on Bitcoin」の監督をしました。
「この映画は、ビットコインのアーリーアダプター、ジャーナリスト、サトシのメンターの言葉を頼りに、謎を解き明かしてくれます」
「専門家と目撃者は、サトシの失踪に至るまでの出来事とその後の出来事を理解するのに役立ちます. 私たちの目標は、歴史が神話になる前にこの物語を語ることです。」
また、Ava Labsが開発した Film Finance Offering (FFO) によりAvalancheベースで資金調達されるそうです。
FFOという単語を初めて見ましたが、Avalancheって意外と面白いことしているなと思いました。
なぜビットコインで調達しないのかというのはさておき、どのような映画かぜひ見てみたいです。サトシナカモトについて事実を並べただけでも、ミステリアスなドキュメンタリー性を感じます。
おまけ.ビットコイナー反省会のKoji HigashiさんにRTされて登録者100人超え!🎉
先週、ビットコイナー反省会の東さんに「Read BTC」のツイートをRTしていただきました!
その後もじわじわと増え、元々登録者が18名だったのが現在は100名を超えております。(めちゃくちゃ嬉しいです、感謝…!)
東さんの方でもビットコイン及びライトニング関連のニュースレターを始めるとのことで、調査中にRead BTCを発見していただきました。
東さん率いるつよつよビットコイナーの方々が書いている「Diamond Hands Magazine」もぜひ登録してください!
最初は内心「明らかに最強な競合やないか…」とも思いつつ、未開拓市場であるビットコインという分野をの認知を広げる上で、アクセス経路はたくさんあった方がいいかと思います。
またRead BTCはmoyashamo1人で書いているので、いちビットコイナー的な思想であったり、ちょい個人感を強めていけたらと考えています。
Read BTCをきっかけでビットコインに興味を持ってくれる人が増えたら個人的にすごく嬉しいです。
現在はDiamond Hands Magazineと大きく読者が重なっていると思うので、のびのびと自分なりのニュースレターにできたらと思います!
登録者の皆様、今後ともよろしくお願いします!
基本ビットコイン関連のニュースレターですが、書いてほしい内容などあればコメントください!
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過去の記事:
#14 CoinbaseがBlackRockと提携し機関投資家へのアクセス提供🏦
#11 中央アフリカがビットコインのサイドチェーン「Sango」の立ち上げへ🏝
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