1.BitfinexでBTC-GBPペアの取引額が急増📈
Bitfinex Beat Binance, Coinbase for Bitcoin-Pound Trading Volume Last Month
BitfinexのBTC-GBPペアのシェアは、9月26日の週に37% から 70% にほぼ 2 倍になりました。この週は、GBPが米ドルに対して過去最低値を記録した週です。
一方でBinanceやCoinbaseではBTC-GBPの取引高は減少しています。欧州単一ユーロ決済圏 (SEPA) からの銀行送金を一時停止されたためと言われています。
GBPはここ数か月で大幅に価値を失い、9月26日に米ドルに対して過去最低値を記録しました。クワシ・クワーテン元財務相が提出した最新の予算でリズ・トラス元首相の下で提案された減税に起因すると多くの人は考えています。リズ・トラス元首相は2022年9月6日~2022年10月25日のたった45日で辞任しました。次期イギリス首相はリシ・スナク氏が取り組むみたいです。
スナク氏はクリプト界隈の雰囲気を漂わせています。ビットコインというよりかは、暗号資産全般に理解がありそうです。イギリスの今後のクリプトへの絡みは注目したいですね。
GBPだと通貨価値が下落した際にビットコインの取引高が上昇しました。果たして、JPYの通貨価値が下落した時、BTC-JPYの取引高は上昇するでしょうか?日本ではビットコインに懐疑的な人が多く、結局米ドルを買う人が多そうな気がします。直近ドル円150円になりましたが、ビットコインに際立った盛り上がりを感じませんでした。イギリスではビットコインに一定の理解があるのですかね。
2.コスタリカ暗号資産課税の一部廃止法案を提出📜
Costa Rican Lawmakers Propose Nixing Almost All Taxes on Bitcoin
中央アメリカのコスタリカでは、ビットコインに優しい国に向けて取り組んでいます。レーザービームを目から放つJohana Obando氏は、暗号資産課税に関して一部廃止をする法案を提出しました。一部内容は下記です。
決済:非課税
保管:非課税
マイニング:非課税
トレード:”課税”
法案提出なので適用されるかわかりませんが、レーザービームの議員がいるのがめちゃくちゃ面白いですね。日本のビットコイナー議員もぜひ目からビーム出してください(いないか)。「決済」「保管」「マイニング」が非課税となれば、トレーダーを除く暗号資産関連事業者がコスタリカに集結する可能性もあります。
また、コスタリカではビットコイン決済が実際に行われています。ビットコインネイティブが多い可能性があり、暗号資産関連事業者にとってもターゲットユーザーとして良いのかもしれません。
にぎやかですね。ビットコインのロゴが色んな店にあっていい感じです。
3.ビットコインのZK-Rollup型レイヤー2コンセプトが提案される👨💻
ビットコインの取引処理を100倍効率化するプランとは 「ZKロールアップ」型の提案
ビットコインでZK-Rollup型レイヤー2ソリューションをもたらすコンセプト「Validity Rollups(VRUs)」が提案されました。VRUsの研究者であるJohn Light氏は、ヒューマンライツ財団(HRF)とStarkware(ゼロ知識証明ソリューション開発企業)から支援を受けています。
Light氏によると、Validity Rollups(VRUs)によりL1ブロックに保存する情報を極小(12バイト)にとどめるため、ビットコインの取引処理能力を最大100倍向上できるとのことです。つまり、VRUs実装によりビットコインのTPSが秒間7件から秒間700件以上になる可能性があります。
しかしながら、下記の部分について実現が難しいのではないかと言われています。
フルノードに有効性証明(Validity Proof Verification)を検証する機能を持たせる必要がある。またビットコインのスクリプト言語で使用するOpcode(オペコード)に、「再帰的誓約(Recursive Covenants)」を追加する。
もしレイヤー2ソリューションとして実現されるなら、LNと比較されることが多くなるかもしれません。正直どんな感じなのかわかりませんが、世界中の人が知恵を振り絞って色々とアイデアを出すのは良いことだと思います。
4.Cash App、LNでビットコイン受取が可能に📱
Cash App Users Can Now Send and Receive Bitcoin via Lightning
Block社が運営するCash Appで、LN(Lightning Network)経由でビットコイン受取が可能になりました。
7日で999ドルまでの制限があるものの、Cash Appのようなお手軽アプリこそLNが合っている気がします。Block社のJack Dorsey氏もLNに注目しており、LNユーザーとトランザクションの増大に繋げられると良いなと思いますし、彼もそれが望みかと思います。
おまけ.映画「きっと、うまくいく」が最高だった🎥
先日「きっと、うまくいく」という映画をアマゾンプライムビデオ(無料!)で見ました。インド映画で2時間51分というもので見るのに少し抵抗がありましたが、非常に心温まる作りこまれた映画でした!(ハッピー系映画)
サムネも下記の画像でふざけている感じですが、共感できる部分が想像以上に多かったです。万人にオススメできます。
映画のあらすじをザックリ紹介します。
インドの名門大学に通う3人の青年。3人組のうちの1人である柔軟な発想を持つ「ランチョー」は、教師や社会常識にとらわれない考えで周りの人々を勇気づけます。しかし、大学を出た後ランチョーは音信不通になり、3人組のうちの2人はランチョーを探し始めました。
2人がランチョーを探すのですが、映画の大部分が「大学時代の回想」となります。ランチョーのユニーク性や、なぜ2人が真剣にランチョーを探しているのかが回想を見ることで理解できます。
この映画は、人々が常識だと思っている社会問題に疑問を投げかけます。具体例は下記のような感じです。
成績が大事な学歴社会
1位を目指さないといけない競争社会
社会的ステータスとパートナー選び
親の言いなりになる子供
インドは超学歴社会で、優秀な人材になることで家族も含めて裕福な生活ができるようになります。また、エンジニアなどの新職種はカースト制度の影響も受けないこともあり、下位カーストの脱出口として子供にたくさん勉強させ、期待をしている親が多いみたいです。実際、アメリカの大企業では「インド系CEO」が大量にいます。最近、イギリス首相もインド系のリシ・スナク氏になりましたね。
一方で、過度な競争社会から脱落した子や、受験で失敗した子で自殺するパターンは少なくないみたいです。どの国でもそうですが、子供は学校か家庭ぐらいしか行き場がなく、逃げ場を失った子供は人生を辞めるという決断をしてしまいます。
「きっと、うまくいく」ではランチョーが「うまーくいく、うまーくいく」と言い、諭すようにあらゆる固定観念をぶち壊します。この映画を見ることで、病んでいる人はすっと楽になりますし、進路や生き方に悩んでいる人も「まぁなんとかなるだろう」と思い誰かの言いなりではなく自分の意思で行動できるようになるでしょう。特に日本は常識や同調圧力が強めです。子供の頃の僕も色々と悩みが多かったので、この映画を見せてやりたいです。w
また、この映画は伏線回収のレベルが高すぎて、映画を見終わると最高の気分になります!(また見たい)インド映画特有のミュージカル的なノリもちょいちょい挟まりますが、内容が合っているので陰キャの僕でも一切ストレスにはなりませんでした。コメディも多いですが、泣ける箇所も多分に散りばめられています。
「きっと、うまくいく」では最高の人生を送る考え方が身に付きます。あなたの人生もきっとうまーくいく。騙されたと思ってぜひ見てください!
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