こんにちは、もやしししゃもです。今回は都市伝説回です。👁️
テーマは「Hyperbitcoinization(ハイパービットコイン化)」。全法定通貨の購買力がビットコインに吸収されるという奇抜なアイデアです。ハイパーインフレーションを文字っています。
実際、Hyperbitcoinizationについてはビットコイン好きの中でも意見が分かれる考え方であり、ビットコイナーが少しイカれた奴らだと思われる一因でもあると思っています。個人的にはこの手の話、面白いから結構好きですけどね。笑
本記事ではHyperbitcoinizationの歴史と情報をまとめ、個人的な感想を書いています。「信じるか信じないかはあなた次第!」という内容ですが、おもしろ話だと思って、気休めに読んでいただけたらと思います。
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Hyperbitcoinizationの歴史📜
まずは、Hyperbitcoinizationというアイデアがどこから出てきたのか遡りましょう。Twitterを探ったところ、Hyperbitcoinizationについて記載された最古のツイートは2014年3月31日の投稿です。イーサリアムのクラウドセールが行われたのが2014年6月あたりなので、想像以上に歴史のあるアイデアですね。
Hyperbitcoinizationはこの「Satoshi Nakamoto Institute」というブログサイトの創設者でもあるDaniel Krawisz氏という方が最初に提唱したようです。(今はBSVへ興味が向いているようですが、それはさておき)
記事の簡素な要約は下記の内容です。詳細は実際に読んでいただければと思います。
ビットコインが世界を完全に支配することで、通貨が急速に価値を失う。
ハイパーインフレ:政府の貨幣発行による物価高騰。
Hyperbitcoinization:政府のインフレ習慣によって引き起こされる、劣った通貨から優れた通貨への自発的な価値移行。
ハイパーインフレよりも先にHyperbitcoinizationが発生する。
Hyperbitcoinizationはハイパーインフレよりも混乱を引き起こさない。
Hyperbitcoinizationは一時期混乱するが、終わってしまえば過去の経済システムに戻れなくなる。
この記事をきっかけに、Hyperbitcoinizationという単語が使われるようになりました。ビットコインの発明者であるSatoshi Nakamotoも予言めいた記載をしています。
It might make sense just to get some in case it catches on. If enough people think the same way, that becomes a self fulfilling prophecy.
流行った場合に備えて、いくつか入手するだけでも意味があるかもしれません。多くの人が同じように考えるなら、それは自己充足的な予言になります。
Satoshi Nakamoto, 1/17/2009
ちなみに、Twitter上で最初に「bitcoinization(Hyperを除く)」が投稿されたのは2013年5月16日でした。ハッシュタグ付けているあたり、別のチャットなどでもっと前から使われているかもしれませんね。
#inflationの問題を解決するために#bitcoinizationの負債はどうですか?
HyperbitcoinizationのGoogleトレンドは下記のグラフです。データとしてまばらですが、市場が盛り上がった2017年、2021年あたりに人も増えて活発化していそうです。
現在ではHyperbitcoinizationという単語は割と普及していて、Bitcoin Magazineでもイベント紹介のツイートで記載しています。
#Bitcoinアムステルダムは、ハイパービットコイン化の使命のために、世界中のビットコイナーを集めました。
チャート職人は「Stock2FOMO」という「Stock to Flowモデル」を参考に双曲線に沿ったチャートを作っています。Hyperbitcoinizationの相対的に貨幣価値が下落している様子を表現しています。(こんな早い時期に起きないかと思いますが)
ちなみに、「Stock to Flowモデル」はPlanB氏が提唱する希少性に基づいた価格モデルです。最近、数値は大幅に外れているみたいですが、あくまでモデルですので興味がある方は調べてみるといいかと思います。
Hyperbitcoinizationの個人的感想💸
Hyperbitcoinizationの歴史について、軽くですが振り返りました。実際にHyperbitcoinizationが起きるかは誰もわかりませんが、1つのアイデアとして面白いんじゃないかと思います。(起きたらどうなるか興味あります)
都市伝説的な内容ではありますが、やっぱりビットコインは法定通貨のアンチテーゼだと思います。実際にハイパーインフレが起きた際の数少ない避難先の1つなのではないかと個人的に思います。
ハイパーインフレが起きたら、1BTCの価格は1億円、100億円、1兆円と無限に額面上昇が起きるでしょう。そうなったら、もはや価格はどうでもいいですね。
1BTC = 1BTC
法定通貨の価値及び信用崩壊が起きたとき、ビットコインはラストリゾートになり得るでしょう。信用に何らかのひびが入ると、たちまち負の連鎖のように法定通貨の価値下落が起こるおそれがあります。今回のFTX事件におけるFTTやLUNAのように、いつ来るかわからないけど、来たら終わるみたいな代物なのかもしれません。
戦争と同じで、個人の努力で避けられないものや守れないものもあるかと思います。「準備するかしないかはあなた次第!」という感じですかね。世の中に「プレッパー(備える人)」という人たちがいるみたいですが、「流石にそこまでは準備できなそう」と思いました。
個人的には、結局どの政府もインフレを目指しますし、大量に法定通貨を抱えたくないな~と思います。デフレを目指すメリットが無さそうです。ビットコインに限らず、多くの投資家はインフレヘッジを意識しているかと思います。
ネオ「あんたが言おうとしてるのはつまり、そのうちビットコインを何百万ドルでトレードできるようになるって事かい?」
モーフィアス「いいや違う、ネオ。俺が言おうとしてるのは、その時が来たら、お前はそうする必要すらない。」
今週のビットコイン関連ニュース⚡
Hash Ribbonsの情報からマイナーのは厳しい状況のようです。
実際にハッシュレートは下落しており、一部ストップしているように見られます。
FTXでの信用懸念から「裏付けがないのでは」と疑念が生まれ、wBTCの価格が一時期下落しました。
直近の価格を見ると、1:1に戻っていたので問題は無さそうですが、今後も注意が必要です。(1BTC≠1wBTC)
ブラジル議会、決済手段としてのビットコイン(BTC)などを承認
ブラジル下院議会は29日、ビットコインを決済手段として認める暗号資産法案を可決したようです。
今後、大統領の署名次第で施行される運びとなります。
ブラジル、暗号資産に力を入れている感じがします。
Binanceが日本へ
Sakura Exchange BitCoinをBinanceが購入する形で日本進出となるみたいです。
界隈からは悲鳴が上がっているように思います。
TIP_NZさんのデビューアルバム
ビットコインのラップなどを制作する「TIP_NZ」さんがアルバムを公開しました。
新曲もあるのでチェックです。
jomaさんのFTX再現動画が話題に
ネタですが面白かったのでピックアップしましたw
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