こんにちは、もやしししゃもです。
もうすぐ5月も終わり、6月が近づいていますね。ビットコイン周りでそこまで大きめのニュースはありませんね。
関係ないですが最近、ドル円がまた140円台に戻ったりしています。ご飯屋さんに行くときは、Googleマップとか食べログのメニュー写真に書いてある金額を見てから行くようにしていますが、たいてい値段が上がっていますね。散髪屋も電気代なのか便乗なのか値上げしていました。
今後、電気代も上がっていきそうですし、生活者としてはインフレの影響を受けそうです。通貨価値の棄損を感じつつ、ビットコインの大切さを噛みしめていこうと思います。
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「ビットコイン保護」を誓う立候補者も、2024年大統領選で暗号資産政策も焦点か🏦
アメリカフロリダ州のロン・デサンティス知事は2023年5月24日、2024年のアメリカ大統領選に向けて共和党の指名争いに出馬表明しました。
イーロン・マスク氏なども招待して、Twitterスペースでトークイベントを実施。サーバーや技術的問題でスペースの開始に20-30分ほど遅れたものの、30万人ほどが視聴していたそうです。
ロン・デサンティス氏は暗号資産に対して下記のように語っています。
「私はビットコインの利用を広げるべきだと考えている。もし大統領になれば、ビットコインのような暗号資産を使う自由を守ることを約束する。」
ロン・デサンティス氏は共和党とのことでトランプ氏と近い立場とのことで、トランプファンからの支持があるそうです。これまでも暗号資産に前向きな姿勢を見せてきました。
2021年5月:州法において暗号資産を明確に定義し、個人がライセンスを取得せずに暗号資産取引を行える法案に署名
2022年3月:フロリダ州が企業に対して暗号資産での税金納付を可能にするべきだと主張
一方、CBDCについては否定的な見方をしています。
「例えば、政府が国民に何らかの罰金を科す場合、適正な手続きを踏まずに、デジタルドルを(該当者の口座から)即座に抜き取るようなことができてしまう。つまり、国民の経済的な独立性に関して、政府が大きな権限を持つことになる。」
「もし仮に、連邦準備制度理事会(FRB)や米財務省が、一方的にCBDCを導入しようとするなら、フロリダ州ではそれを禁止することになるだろう。そのようにすることで、人々の経済的独立を保証し、すべての取引が当局に把握されるような、金融監視国家になることを防ぎたい。」
現バイデン大統領(政権)は暗号資産について批判的な発言をしています。
2023年5月2日:マイニング企業は、マイニングに使用する電力コストの30%に相当する税金を支払うべきと提案
2023年5月9日:共和党の予算案に対して「裕福な仮想通貨投資家を助ける税の抜け道」が盛り込まれていると批判
感想
バイデン大統領の対抗として、暗号資産に前向きな政治家が出てきているのかなと思いました。そして、アメリカには一定のビットコインや暗号資産ファンがいるのかなと思いました。今回のロン・デサンティス氏もですし、ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏もビットコインや暗号資産に対して中立を意識しつつもバイデン政権に比べたら前向きです。
ビットコインやCBDCについて、経済的独立性のような観点を理解していますし、ビットコインをキャッチアップできる人が表舞台にいるのは良いなと思います。もちろん、選挙活動時は少し盛った発信をしているかと思いますので、過信や期待はあまりしない方がいいと思います。
ビットコインが生まれた当初は、国や政治から独立した存在でしたが、今や国や政治家がビットコインを考える立場になってきているのがおもしろいですね。すべての国政がビットコインを冷遇する可能性は低いと思いますし、それぞれの国のポジションを知っておいても損はなさそうな気がします。
暗号資産嫌いのピーター・シフ氏がOrdinals NFTアートコレクションをドロップ💰
Crypto hater Peter Schiff to drop Bitcoin Ordinals NFT art collection
ピーター・シフ氏はゴールドの支持者であり、何年もビットコインは本質的価値の無いポンジスキームだと非難してきました。そんなピーター・シフ氏が、ビットコインのOrdinalsで「Golden Triumph(黄金の勝利)」というアートNFTコレクションを発表しました。
1marketprice.com
公式サイトを見たらわかりますが、1~50枚同じ画像があり、番号が振ってあります。1枚は物理的な絵画があるらしいです。オークションを実施し、最高入札者は物理的な絵画、残りの49名はプリントとビットコインのOrdinalsを得られるとのこと。
一方、ビットコインが無価値である意見は変わっていないよいうです。
TwitterユーザーのLoneStartBitcoinはシフ氏のツイートにコメントしました。
「つまり...ビットコインに『ゴールド』の刻印を入れるのは価値があるが、ビットコイン(BTC)自体は価値がないということですか?」シフ氏は答えました。
「そのとおりです」
2021年3月にシフ氏はブログで、NFTはオンラインで「無限に複製」できるデジタル画像の所有権以外の何も提供しない「偽の資産」であると説明しました。
感想
アイコンもしっかり画像を変えているし、乗っ取られたんじゃないかと思うほど変わった方だなと思います。
ゴールド支持者で堅物な方だと思っていましたが、数字以外違いの無い画像群をOrdinalsのNFTでオークションにかけることになるとは思いませんでした。ビットコインに対する意見が変わらないことは一貫性がありますね。こういう違和感のある方からは少し距離を置いた方が良さそうな気がします。
有名人ですしオークションなので誰かしら買うと思いますが、ビットコイン批判もNFT批判もしてきている方なので、どんな層の方が買うのかが気になります。ゴールド支持者の彼も、発行権の喜びを感じているんでしょうか。
今週のビットコイン関連ニュース⚡
米Stablyが「BRC-20」標準のステーブルコインをローンチ ビットコインネットワーク初
Web3の決済インフラを提供する米Stablyは2023年5月25日、ビットコインのBRC-20で米ドル建のステーブルコイン「Stably USD」の提供を開始すると発表
ティッカーは「#USD」
Lightning Network上にステーブルという話はありましたが、まさか先にビットコイン上に出てくるとは思いませんでした
Ordinals市場がどうなるかわかりませんが、流行ったらBRC-20ステーブルの需要はありそうです
MicroStrategyのマイケル・セイラー氏:初期のビットコインBRC-20の使用は「違法」の可能性がある
マイケル・セイラー氏はBRC-20やOrdinalsについて比較的前向き
同氏は「BRC-20トークンが未登録の有価証券を発行するためのファンジブルトークンと見なされる場合、それは非倫理的であり、違法」と考えている
一口にビットコイナーとは言っても幅広いです。もはや「日本人」とか「アメリカ人」よりちょっと狭いくらいにまで規模が大きくなっている気がします
おまけ:ビットコインのピザ会に参加してきた🍕
2023年5月27日に日本暗号通貨ユーザ会のミートアップ(ピザ会)に参加してきました。ピザデーは5月22日ですが、休日なので助かります。
ビットコイン界隈の人達とグループでご飯を食べるのは初めてだったので、少し緊張していました。「もやしししゃも」ですと言うと、中には知ってくれている方もいて、このRead BTCも見てくれている方もいて嬉しかったです。
最近のビットコイン関連のニュースを見ていると、OrdinalsとかBRC-20ばかりですが、思い返すとその話題はほとんどなかったですね。
オンラインではわからない、色々とリアルな話を聞けたのがおもしろかったです。
ビットコインができて14年、まだまだこれから始まっていく段階なんだろうなと思います。ビットコインについて巷では利益率が低い、アップサイドが少ない、誰の役にも立っていないみたいに言われていますが、個人的にビットコインは資本主義社会において重要な存在だと思います。
今後もビットコインを追っていきたいなと改めて思いましたし、Read BTCでビットコインを知る人を増やしていきたいです。できれば2140年まで生きて、ビットコインの新規発行が終わる瞬間を見届けたいです。
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